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こんにちは。個別指導のフィットアカデミーです。
2027年度の石川県公立高校の募集定員が発表されました。
「志望校の定員が増えるなら、少し安心?」
「定員が減る高校は、受験が厳しくなるの?」
ニュースを見て、そんなことが気になった受験生や保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
募集定員は、志望校を考えるうえで大切な情報です。ただ、数字の増減だけで合格のしやすさが決まるわけではありません。
今回は変更点を整理しながら、これからの勉強と、高校合格の先を見据えた進路選びについて考えてみましょう。
今回の募集定員、どこが変わる?
北國新聞社の報道によると、主な変更は次のとおりです。
- 野々市明倫高校:1学級・40人増
- 伏見高校:1学級・40人増
- 金沢西高校:1学級・40人増
- 向陽高校:1学級・40人減
- 内灘高校:1学級・40人減
公立高校全日制の総定員は、前年度より40人多い7,320人となります。一方、県央地区では中学校卒業予定者も前年度より294人増える見込みです。募集定員の変更は、受験する世代の人数や地域の状況とも関係しています。
出典:北國新聞社「2027年度の石川県公立高校募集定員に関する記事」(Yahoo!ニュース、2026年9月11日配信)
「定員が増える=入りやすくなる」とは限りません
募集枠が広がることは、その高校を目指す受験生にとって、前向きに受け止められるニュースです。
ただし、倍率は募集定員と志願者数の両方で変わります。定員が増えても、それ以上に志願者が増えれば、倍率が上がる場合もあります。反対に、定員が減った高校も、その数字だけで「今年は難しくなる」とは判断できません。
今後の志願状況を確認しながら、落ち着いて考えることが大切です。
ニュースを見ただけで勉強のペースを落としたり、慌てて志望校を変えたりする前に、まずは「今の自分に必要な準備」を整理してみましょう。
この秋は、「あと何点」を具体的な行動に
「次の模試では、あと20点取りたい」
目標を持つことは大切です。でも、それだけでは今日何をすればよいかが見えてきません。最近のテストや模試を開き、どんな問題で失点したのかを確認してみてください。
覚えていなかったのか。解き方の途中で止まったのか。計算や読み取りを間違えたのか。それとも、時間が足りなかったのか。
同じ不正解でも、必要な対策は異なります。
英単語が思い出せなかったなら、覚え直したあとに何も見ずに書けるか確認する。数学で解き方が分からなくなったなら、どの手順で止まったのかを確かめ、似た問題で練習する。
「数学を頑張る」を、「間違えた一次関数の問題を、週末にもう一度自力で解く」に変える。そこまで具体的になれば、取り組むべきことがはっきりします。
一人で整理できないときは、答案を学校や塾の先生に見てもらいましょう。点数だけでは見えなかった課題が見つかるかもしれません。

高校合格の先に、どんな未来を描こう?
志望校を考えるとき、もう一つ大切にしてほしいことがあります。
それは、「その高校で何を学び、その先へどう進みたいか」という視点です。
高校合格は大切な目標です。そして、その先には大学や専門学校での学び、仕事、さまざまな人との出会いが続いています。
ときには目の前の受験から少し視線を上げて、こんなことを考えてみてください。
「高校では、どんなことに挑戦したい?」
「大学では、何を学んでみたい?」
「将来、どんな仕事をしてみたい?」
「自分の力で、誰を喜ばせたい?」
まだ、はっきりした答えがなくても大丈夫です。中学生の今、将来の仕事を一つに決める必要はありません。
「人に何かを教えるのが好き」
「ものを作って、誰かに喜んでもらいたい」
「困っている人の力になりたい」
そんな気持ちも、未来を考える大切な出発点です。
たとえば「ものを作ることが好き」なら、どんなものを作りたいのか、誰に使ってほしいのかを考えてみる。そこから関係する仕事や、大学などで学べる内容を調べると、今まで知らなかった選択肢に出会えるかもしれません。
大学進学を考えているなら、「どの大学に入るか」とともに、**「そこで何を学び、その学びをどう生かしたいか」**にも目を向けてみましょう。
もちろん、学ぶうちに興味が変わってもかまいません。将来の夢がまだ見つからない人にとっても、今の勉強は、これから興味を持つことに挑戦するための土台になります。
「今の成績で行ける高校」に、もう一つの視点を
志望校選びでは、現在の成績や合格の可能性を確かめる必要があります。そこに、「自分はどんな高校生活を送りたいか」という視点も加えてみてください。
学びたい内容、挑戦したい部活動、通学にかかる時間、卒業後の進路。自分が大切にしたいことを言葉にすると、学校見学や説明会で確かめたいことも具体的になります。
「今の成績で、どこに行けるか」
「これから、どんな自分になってみたいか」
この両方を行き来しながら考えることが、納得できる高校選びにつながるのではないでしょうか。
行きたい理由が少しずつ明確になると、今日の勉強にも、自分なりの意味を見つけやすくなるはずです。

保護者の方へ。答えを急がず、未来の話を
受験情報が更新されるたびに、心配になるのは自然なことです。お子さま自身も、不安を感じているかもしれません。
そんなときは、
「定員のニュース、どう思った?」
「今、勉強で困っていることはある?」
と、まず本人の気持ちを聞いてみてください。
そして、少し余裕のあるときには、「高校に入ったら何をしてみたい?」「どんな仕事に興味がある?」と、未来の話もしてみませんか。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。興味のあることが出てきたら、「どうしてそれが気になったの?」と話を広げてみてください。
保護者の方が、ご自身の仕事や、働いていて誰かに喜んでもらえた経験を話すのもよいきっかけです。身近な大人の言葉から、仕事と社会のつながりが少し見えてくることもあるでしょう。
フィットアカデミーのスタッフとして大切にしたいのは、入試情報をお伝えし、一人ひとりの合格に向けた準備を支えること。そして、その先の学びや生き方についても、一緒に考えることです。
志望校のことも、勉強の進め方のことも、迷ったらぜひご相談ください。
今日取り組む一問が、行きたい高校へ、そしてこれから見つける未来へとつながっていく。その一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
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