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jun03

集中力が持続する効果的なテクニック

受験/学習のコツ

みなさんは「昨日5時間勉強できた!」と
長時間勉強したことを自慢した経験はありませんか？
集中力の持続時間については様々な学説がありますが、一般的に子供は30分程度、大人は平均45分から50分程度、最長でも90分と言われています。

そのような観点から人間の脳はダラダラと長時間作業を続けるより、短時間集中し休憩などをはさみながら、繰り返す作業の方が向いていると言えます。
そのほうが実質的に集中力を持続することができるのです。

今回はこの集中力の持続に特化した方法論、『ポモドーロ・テクニック』についてご紹介します。

ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロの手順
ポモドーロのメリット
タイマーを活用しよう
フィットアカデミーが大切にしていること

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1.ポモドーロ・テクニックとは

『ポモドーロ・テクニック』とは、「25分+5分」の時間管理術。
つまり、仕事や勉強などのタスクを25分間続けた後に5分の休憩を取り、そのサイクルを最大4回続けるというテクニックです。

ポモドーロとはイタリア語で「トマト」のこと。
この時間管理術の生みの親であるイタリア人大学生が、トマト型のキッチンタイマーを使用していたことが由来となっているそうです。

「勉強を始めても、なんか集中できない…」

「やる気がでなくて、ついついスマホをいじってしまう…」

「なんか、勉強をした！という実感が得られない…」

という中高生、受験生も25分なら頑張れそうな気がしませんか?
5分間の休憩時間に読む漫画や口にするおやつ等先々の楽しみを予め決めておくと、より良いかもしれませんね!

では、『ポモドーロ・テクニック』を実際に行うためのステップを見ていきましょう。

2.ポモドーロの手順

『ポモドーロ・テクニック』の手順は大きく分けて6つに分かれます。

1.勉強に取り組むためのTodoリストを作成する

2.Todoリストから取り組むべき１つを決める

3.タイマーを25分にセットする

4.その後、タイマーが鳴るまで勉強に集中する

5.タイマーが鳴ったら勉強をやめ、タイマーを5分にセットし休憩をとる
※3～5を1ポモドーロ（＝合計30分）という単位とする

6.最大４ポモドーロ（＝合計120分）になるまで繰り返し、その後は15～30分の長めの休憩をとる

とてもシンプルな工程ですね!手順2にでてくるTodoリストとは、やるべきことを記録したリストです。Todoリストを作成する際にはタスクの前に□（チェックボックス）を作っておくのがポイントです。自分のやりたいタスクが目で見てわかるだけで頭が整理されます。かわいいメモ帳などにリストを作成したら、テンションが上がり良いかもしれませんね。

3.ポモドーロのメリット

ではここで、『ポモドーロ・テクニック』を使用して基本的に得られるメリットをご紹介します。

①モチベーションの向上

リストを使用し、勉強した実績を情報として把握することで自信を持つことができ、モチベーションの向上に繋がります。

②集中力の向上

『ポモドーロ・テクニック』を理由に他の誘惑を絶つきっかけとなります。
仲間に広めておけば、「私、ポモドーロ中なの！」の一言で、25分間LINEの返信をしなくても、相手をイライラさせることはないでしょう。

③集中して勉強した実績

集中して勉強した時間を信頼性の高い数値で残すことができます。
時間を明確に管理していることで、「今日は何時間できた！明日は◯時間頑張ろう」と目標も明確になります。

④適度な休憩をとることができる

集中して勉強した後の５分間はゲームをするもよし、漫画を読むもよし、水分補給するもよし、思う存分楽しみましょう。

⑤様々なことに応用が可能

ビジネスや勉強だけでなく、メリハリなく長時間続けてしまうこと、例えば、自主トレや家事、読書やゲームその他にも様々なことに応用が可能です。
まずは勉強で習慣をつくってみましょう。

4.タイマーを活用しよう

効果も絶大な『ポモドーロ・テクニック』
用意するものも少なく手軽に行なえます!是非試してくださいね。

スマホには様々なポモドーロアプリが存在しており、手軽に活用することができますよ。自分のお気にいりのアプリや実際のタイマーをGETして、楽しくポモドーロしましょう。

◆「おすすめYouTube」

森とピアノの音タイマー

焚き火の音タイマー

◆「おすすめアプリ」ポモドーロ技術 & タスク管理『Focus To-Do』

「App Store」からダウンロード
「Google Play」からダウンロード

5.フィットアカデミーが大切にしていること

【「できた！」という自信】

小さな頃からの勉強のつまずきは、大人になっても「自分が好き」とか「自分は自分でいいんだ」と認めるキモチ＝自己肯定感の低下や、「自分はできるんだと信じるキモチ」＝自己効力感の低下につながると言われています。試験の点数はもちろん大切ですが、子どもたちの「できた！！」という経験の積み重ねによって、子どもたちの心からの笑顔をつくりたいと願っています。