ニュース&ブログ
こんにちは、大徳校の岸本です。
梅雨が近づいてきたのか、じめじめとした天候が続きます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいようなので、体調管理に気を付けて生きていきましょう。
写真は、最近読んで面白かった本です。
『キリン解剖記』郡司芽久 著。
キリンの研究をしている若手の研究者さんの著書です。
動物園などで亡くなったキリンを解剖して、骨格を調べている日々を綴っています。
キリンという誰でも知っているメジャーな動物ですが、現代でも解剖して調べて初めて分かるような発見がある、というのは新鮮な驚きでした。
新たな知識を得ること、何かについて知りたいという感情が生まれることは、幼いころには、誰にとっても楽しく心地良い体験であったと思います。
言語を習得して、他人と思うようにコミュニケーションが取れるようになる過程や、目に入るものすべてが新しく、様々な疑問が発生するたびに近くの大人に尋ねていた子ども時代などは、まさにその例にあたるのではないかと思います。
知識欲という言葉でくくるのが正しいのかは分かりませんが、新しい知識を得たいと思うのは、人間の生来の特性なのではないかと、私は感じています。
成長していくうちにいつの間にか、知識を得る目的が自身の欲のためではなく、テストや仕事のために置き換わっていく過程で、その本来の面白さを感じるアンテナが鈍っていくのかもしれません。
テストで良い点を取るために勉強する、というのはもちろん大切なことです。
人生において勉強がすべてだとは思いませんが、大きな意味を持っていることは確かでしょう。
今一生懸命に勉強することは、未来の自分の視野を広げることができる一つの手段だと思います。
また、将来かなえたい目標・夢があって、その実現のために勉強を頑張る、ということも素晴らしいことだと思います。
未来に届いていたい場所に向かって、やるべきことを設定してそれをこなしていく、という経験は、勉強での成功のみならず、目標達成の後にも大きな財産となるはずです。
その上で、手段としての勉強ではなく、勉強することそのものが目的になるようなやり方も、同時にできるようになりたいと感じます。
この本の著者も、お母様が勉学に励む姿が、自身の研究者としての基盤になっていると書かれています。
大人が楽しんで勉強している姿を見せることは、子どもたちの勉強への姿勢にも良い影響があるものと思います。
いくつになっても、自分が面白く思えるものを追いかけていけるような大人になっていたいと感じました。
現在フィットアカデミーでは、各校舎でテスト対策講座を実施中です。
是非一度、各校舎での説明会にお越しください。
詳しくは、 こちら をクリックしていただくか、
0120-927-161まで、お気軽に お問合せ下さい。
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年