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こんにちは、駅西校岸本です。
学校によっては、2学期の中間テストも終わった頃ですね。
駅西校に通っている生徒の多くは、長田中学校の生徒さんですが、その長田中学校でも、先日テストが終わりました。
ただ、中学3年生は来週に実力テストが控えているので、まだまだ気は抜けません。
今日も生徒が自習に来てくれていました。
いつも学校帰りに来て、夜まで勉強しています。偉い。
前回のブログにも書きましたが、人間の集中力は長くは続かないものです。
適度に息抜きして、他のことに頭を使うと、また勉強に取り組む集中力も回復します。
私個人の話でいうと、休憩と言えば読書が多いです。
最近読んでいる本はこちら。
『百人一首という感情』著:最果タヒ です。
現代の人気詩人である著者が、あの百人一首のそれぞれの歌について、エッセイを書いているものです。
皆さんも百人一首は聞いたことがあると思います。
中には、大部分を暗記している人もいるかもしれません。
しかし、それぞれの歌の意味や、そこに描かれる情景を想像している人は決して多くはないでしょう。
著者の言葉は分かり易く、それぞれの歌の作者の思いを、私たちに見せてくれます。
もちろん、著者の解釈がすべて正しく、過去の人物たちの思いを完璧にとらえることができているわけではないかもしれません。
しかし、百人一首が編纂された遠い過去の人たちが、現代に生きる私たちと同じように、毎日の生活の中で色々な思いや悩みを持っていたことがわかります。
生徒の皆さんも、国語の学習の中で古文や短歌・俳句に触れる機会がありますよね。
現代文に比べると、どうしてもとっつきにくい印象がありませんか。
古文の中の登場人物たちも、暮らす時代は違えど、同じ日本に住んでいる同じ人間です。
まったく違う世界の住人ではなく、私たちと同じように、日々様々に思い悩みながら生きている人たちだったことがわかると、少し親しみやすくなるかもしません。
また面白い本があったら紹介します。
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