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前回は、「偏差値が高い=もともと頭がいい」ではない?
高学力の生徒に共通する力とは?というテーマで、
高い学力を身につけている生徒に共通する
「学び方」について考えました。
https://fitac.jp/2026/10/04/202610academic_ability/
では、実際に偏差値が違うと、
身についている学力や学習の仕方には、
どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、まず偏差値40~50台について考えてみます。
なお、ここで紹介するのは、あくまで私たちが
日々の指導の中で感じる
「その偏差値帯に比較的多く見られる傾向」です。
偏差値は、生徒の能力そのものを表す数字ではありません。
同じ偏差値でも、得意・不得意や学習状況は一人ひとり異なります。
偏差値40台――まずは「学ぶ土台」をつくる
偏差値40台の生徒では、
まず基礎的な知識や技能の定着が課題になることが多くあります。
例えば、
• 英単語や漢字などの基本的な知識が不足している
• 数学の基本的な計算や公式が十分に定着していない
• 問題文を最後まで正確に読めない
• 一度覚えたことを長期間覚えておくことが難しい
といったことです。
また、
「何が分からないのか、自分でもよく分からない」
という状態も少なくありません。
この段階では、難しい問題に取り組むことよりも、
「分かる」→「できる」→「一人でできる」
という経験を積み重ねることが大切です。
そして、もう一つ重要なのが学習習慣です。
「勉強しなさい」
と言われたときだけ勉強するのではなく、
まずは毎日少しずつでも、自分で学習する時間をつくる。
学力を伸ばすための土台をつくることが、この段階の大きな課題です。

偏差値50台――「知っている」から「使える」へ
偏差値50台になると、基礎的な知識がある程度身につき、
典型的な問題や標準的な問題であれば解けるようになってきます。
しかし、ここで一つの壁にぶつかることがあります。
それは、
「知っているのに、問題が解けない」
という壁です。
・例えば数学なら、公式は知っている。
・英語なら、文法も覚えている。
・社会なら、用語も覚えている。
それでも、少し問題の形が変わると解けなくなる。
これは、知識がないのではなく、
知識を使う力がまだ十分に育っていないということです。
この段階で大切なのは、
「この問題は何を使えば解けるのか?」
と考える習慣を身につけることです。
ただ答えや解き方を覚えるのではなく、
「なぜ、この方法を使うのか」
まで考える。
「知識を覚える学習」から、
「知識を使う学習」
へ移行することが、次の段階への鍵になります。

偏差値40台から50台へ――「知識を増やす」から「知識を使う」へ
40台と50台の大きな違いの一つは、
学習の目的が少しずつ変わってくることです。
40台では、
「まず必要なことを覚える」
「できなかった問題をできるようにする」
ことが中心になります。
一方、50台では、
「なぜこの問題が解けなかったのか」
「覚えた知識をどう使えばよいのか」
と考えることが重要になってきます。
つまり、
「知識を増やす」から「知識を使う」へ
この変化が、次の偏差値帯へ進むための大きな一歩になります。
次回は、偏差値60~70台の生徒について考えます。
「知識を使える」ようになった生徒は、
そこからさらに何ができるようになるのでしょうか。
そして、偏差値70台の生徒には、
どのような「学習の仕方」が見られるのでしょうか。
「知識を使う」から「知識を組み合わせて考える」へ。
偏差値60台・70台の学力と学習の特徴について、
次回詳しく見ていきます。
または、0120-927-161まで
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