ノートって

「先生の板書をきれいに写す」

ためのものだと思っていませんか？　
　　

残念ながら、それでは成績は伸びません。

大切なのは、

あとでノートを開いたときに
「あの時、自分は、こう考えていた」
「あの時、こうやって問題を解いた」
というように、

自分の考えや理解の流れを

再現できるかどうかということです。

　　
それがノートの役割です。

「先生の板書」は

先生の思考を可視化しただけであって、

その思考は自分のものではありません。

　　
ですから、

ただ、それを写しただけでは

学力も成績も向上することはないのです。

成績を伸ばす生徒は、

ノートを「思考を整理するツール」として使っています。

重要なのは、書くことそのものではなく、

「どう考えて書いたか！」

授業中に聞いたことを、自分の言葉に置き換えてメモする。

気づいたことを矢印や図でつなげて整理する。

これが「思考のノート」です。

ノートづくりの基本は、次の3つです。

①理解のために書く

― 先生の言葉をそのまま書くのではなく、
　自分が“わかる形”で整理する。

②つながりを可視化する

― 図や色を使って「なぜそうなるか」を

　見える形にする。

③復習のために残す

― 1週間後の自分が読んでも

　理解できる構成にする。

ノートは、単なる記録ではなく、

自分の思考を可視化する鏡です。

書きながら考え、整理しながら理解を深める……

それが本来の学びの姿です。

ノートが変われば、学びが変わる。

そして学びが変われば、成績も向上！

見える未来も変わってきますよ。

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