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「さあ、勉強するぞ!」と思ったのに、急に部屋の汚れが気になって大掃除を始めてしまったり、ふとマンガを読み進めてしまい、続きが気になって「ついに全巻読破ー!」なんて、後悔してしまった経験はありませんか?
宿題や勉強をしようと思っている矢先に「勉強しなさい!」なんて言われると途端に、ムッとして怒ってしまったり、急にやる気を失ってしまい「いまやろうとしてたのに!」と勉強する気持が失せてしまう経験などもそうです。多くの子どもたちと同様に、私たち大人も味わってきた経験なのではないでしょうか?
「やる気」をコントロールすることって難しいですよね?
今日はこの「やる気」=モチベーションをテーマにBlogをお届けします。
「やる気ってどこから出るのか」「やる気にスイッチってほんとうにあるのか」を一緒に考えていきましょう!
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1.「やる気」を出すには
やる気ってなに?
「やる気」=モチベーションとは
モチベーションは、「やる気」「意欲」「動機」を意味します。
モチベーションの上がる瞬間、脳では、脳内で分泌される「ドーパミン」という神経伝達物質が多く分泌されています。
一種の興奮状態になるんです。
このドーパミンが分泌されることで、私たちはやる気に満ち、積極的に行動を起こせるようになるのです。
では、どうやったらこのドーパミンを分泌するのか。
それは、「側坐核(そくざかく)」という神経細胞の集団を活性化させること。
「側坐核」は実際に行動を起こしているとき、つまり、行動を始めるとドーパミンがでる!=「やる気」が出る!というわけなのです。
とりあえず5分!
脳科学者の茂木健一郎氏は、「何かに取り組んだり行動したりするのに“やる気”は必要ない」と断言しています。
科学的に捉えると、「側坐核(そくざかく)」という神経細胞の集団を活性化には、「まず、やってみること」「行動を始めること」しかないと言うのです。
行動をすることで、側坐核が刺激され→ドーパミンが出る!という仕組みなんですね!
どんなにやりたくないこと、大変そうだと思っていることも、とりあえずできることからやり始めると、(心理的負荷が下がって次々と作業がはかどっていく)この状態を、ドイツの心理学者・クレベリンは「作業興奮」と名づけました。この作業興奮が発生するのは、動き始めてから5分~10分程度と言われています。
なので、“とりあえず5分やってみよう!!” ということなんです。
はじめは、ゲーム感覚でできるアプリや歴史マンガなどから入るのも良いと思います。まずは勉強できる体制を整え、5分続けるこを始めましょう。
なかなか行動に移せないのは、「なんとなくやりたくない」「そもそも何から取り組んでいいのかわからない」といった気分が乗らないこと(自分の状態)や、教科のどの項目を勉強すれば良いか(情報の整理・目標立て)ができないことが多くのケースです。できそうな勉強を短時間から始め、「できた!」が増えてきたら、次のステップへ進みましょう。
「やる気」も「その気」も大切。
「その気になる」とか「その気になれば何でもできる」という表現がありますが、大切なのは自分を「その気」にさせることです。
この「その気」とは自分自身の状態もそうですが、雰囲気や状況で生み出すことができます。
その気になるような環境をつくり出せば、気分も上がり物事が思いがけず順調に進みます!好きな音楽を程よいボリュームで流したり、勉強する場所、その日の達成しやすい目標が、どんどん「やる気」と「その気」を上げてくれます。
◆ “たった5分だけ” とりあえずはじめてみること
◆”やる気”を出そうとする前に、”その気”になる環境や状況をつくること
ご家族で、お子さまの学習目標・使いやすい勉強ツール、環境を見直してみる時間があっても良いですね!
2.「その気」を継続させる
もっとやりたい!と感じるのは本能!
発達心理学に「コンピテンス」という概念があります。
「コンピテンス」とは、人と関わりながら、瞬時に学習していく能力のことをいいます。
予習も、復習も。一切することなく、一発で習得、学習してしまう天才的な能力のことです。
すべての人に備えられるこの能力は特に小さなころ、赤ちゃんのころに発揮されます。
たとえば、わたしたちが歩けるようになったり、言葉を話せるようになったり、ミルクが上手に飲めるようになったり、ご飯を食べられるようになったり。
本能に近い、学習能力をすべての人が持っているというのがこの理論の興味深いところです。
言葉の聞けない、話せない赤ちゃんにいくら説明をしても無駄ですよね。
手取り足取り教えることもありません。
それなのに、おもちゃで遊んだり、メリーを何となく触って回したときに、「あ!なんか回った!楽しい!」という感覚でまたやってみよう!と決意します。
−
①PLAN ん?なんか面白そう!やってみよう!!(計画)
↓
②DO なんも考えず、とにかくやってみた!(行動)
↓
③SEE たのしい?たのしくない?(次の計画と行動をするかどうか検討)
=
この①〜③のサイクルをぐるぐるぐるぐる回しているのが赤ちゃんなのです。
そして、
その能力をもっと天才的に発展させるのが、周りの方々の笑顔です。
笑顔を見て「またやってみよう!」「もっとやってみよう!」という行動へのモチベーションが生まれ、さらに学習能力は高まります。
触る⇒痛い⇒もう触らない
触る⇒楽しい・気持ちいい⇒また触りたい
この感覚に、笑顔がプラスされるとどんどん自分から行動していくんですね。
人は、「楽しいとワクワクする」そして「人が喜ぶ」ことで成長するんです。
人間が本来持っているコンピテンス。
赤ちゃんのときからずっとずっと、この能力をつかって生きていくのです。
3.フィットアカデミーが笑顔をプラス
自分で決めて行動するには
PDSサイクル
自分で計画を立てる【Plan】
行動する【Do】
検証をする【See】
このサイクルを「PDSサイクル」といいます。
大事なのは自分で決めること。
好奇心やキッカケは「自分から見つける」と能力はどんどん上がります。
まずは気軽に始められる「環境」をつくることで、子どもたちに勉強する習慣や「その気」になる状況をつくることが大切です。
そうすると、自然と子どもたちの自主性を伸ばし、やってみよう!というやる気のサイクルを作っていくことができるのです。
このサイクルにとって、もうひとつ大切なことは
「人とともに」「自分以外の誰かとともに」笑顔になること。
わたしたちフィットアカデミーは、各校区のすぐ近くにあり「勉強ができる・聞ける環境」と同時に「一緒に学び、一緒に喜ぶこと」ができる、身近なサイクルづくりのキッカケを与えられる場所でありたいと考えています。
また、フィットアカデミーの自慢は「せんせい」。ひとりひとりの子どもたちに、笑顔で寄り添うせんせいがいるからこそ、「勉強がたのしい!」「もっとやってみよう!」というやる気がプラスされると考えています。
大切にしているポイントは、
・子どもたちが「その気」になる環境づくり
・お子さまが無理なく、楽しく通える工夫
・「できた!」「頑張った!」「やりきった!」瞬間に、一緒に喜べる先生がいる
石川県内(金沢市・かほく市・河北郡津幡・内灘や野々市・白山・小松エリア)で塾をお探しの方はぜひ見学に来てみてください。
ひとりひとりに寄り添ったサポートと個別指導プログラムで成績アップだけでなく、楽しく勉強する子どもたちを育んでいきたいと考えています!
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