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現在、大学の入学者選抜方式(大学入試)には大きく3つあります。
1.学校推薦型入試
2.総合型選抜入試
3.一般選抜(一般入試)
2023年の入学者選抜では、全大学で1と2が半数を超え、
国公立大学でも3割に迫る勢いとなりました。
地元の金沢大学でも約16%がそうなっています。なぜなのでしょうか?
ところで、皆さんは学力の3要素というものをご存じでしょうか?
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
です。このうち、2と3を問うために、大学入試で、
学校推薦型と総合型選抜で入学者を選ぶということが増えているのです。
金沢大学の入試においては一般入試でさえ、調査書を用いて
「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価するとしています。
そして、なぜ、学校推薦型選抜と総合型選抜の割合が増えているかといえば、
その方が、一般入試よりも、この
「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」
をより評価できるからです。それだけ、このことを重視していると言えます。
なぜ重視するのかについては、
で記した通り、人間1人で成し遂げられることが限られていて
大勢の多様な人々と協力してはじめて、ものごとを成功に導くことが
できるからですね。
それでは、このような多様化した大学入試にどう対応すればよいのでしょうか?
次回、その3に続きます。
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