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こんにちは!松任校の齋藤です
先日、以下の記事が目に入り
時代の変化を感じました
要約すると
物理の基礎である
「ニュートン」の【古典力学】を学ぶよりも先に
時空が歪んだり、粒子がヘンテコなふるまいをする
「アイシュタイン」の量子力学や相対論を
小中高生に教えていこう!
という試みをオーストラリアで始めているという話です
「物理の基礎も教えないで量子力学を教えるなんて大丈夫なの??」
「量子力学なんて難しいことを子供たちに教えて理解できるの??」
そんな声も聞こえてきそうですが
実は子供たちの理系離れを防ぐために
この方法を取っているそうです
アインシュタイン物理学を教えることが
なぜ理系離れを防ぐことに繋がるかというと……
量子力学や相対論があれば
身近なものを説明することができるからです
わたしたちが普段使っている
パソコンやスマートフォンにも
量子力学が使われています
電子機器の半導体の中では
「トンネル効果」と呼ばれる
「電子が壁をすり抜ける」という不思議な技術が
それにあたります
他にも
ブラックホール・暗黒物質・ビックバン・量子コンピュータ・量子テレポーテション
などなど、
子供たちの周りには量子力学と関連のあるワードがたくさんあります
けれども子供たちが
「量子テレポーテーションってなに?」
ってたずねた時に
答えられる大人が周りにいません
これではせっかく子供たちが興味を持ってくれても、
さらに導いてあげることができませんよね
たしかに今話題のAIであるChatGPTや、
量子コンピュータなども含め、
中身が複雑になり過ぎて
私たちが理解できていない事柄が
ものすごく増えてきていますよね
そんな現状を打破していこう!という試みが
オーストラリアで始まっているのです
実際には
量子力学や相対論の難しい式を学ぶわけではなく
VR空間で視覚的に感じたり、重力場を布で再現して
体感的に理解するといった
体験学習で量子力学を勉強しているようです
そして何より先生方が
研修を受けながら自らも学んでいらっしゃるようです
日本でもそういった取り組みが
今後行われていくと良いですね
そしてそんな未来を担う子供たちが
科学への興味を持続できるように
わたしたち大人も一緒になって
新しい技術に触れていくことが大切ではないでしょうか
子どもたちと一緒に楽しんで
新しい技術に関心を持ってみましょう!
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