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こんにちは。塾長の高橋です。
「英語と歴史が覚えられません…」
「どうやって覚えていいかわかりません…」
「勉強のやり方がわかっていないんだと思います…」
個別相談会でR君とお母さんはそう悩んでいました。
R君は、テスト前でもやる気の出ない英語と興味のない歴史の勉強を
後回しにするため、なかなかテスト結果に結びつかなかったのです。
同じように悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
「やり方がわからない」、「やる気も出てこない」
がループして、テストで結果が出ない…
この状態ってすごくしんどいですよね。
ただ私が「こんな風にしたらいいんじゃない?」と話をしてあげた上で
生徒さんが自分自身で目標を決めることが
一歩を踏み出すきっかけになることが多いです。
だからこそ、私が生徒さんと話をすることで、
一歩を踏み出すお手伝いをしてあげたいなと思っています。
高校生の頃に勉強法を試しまくった
私自身も高校生の頃、
「どんな風に勉強したら結果が出るんだろうな?」
と自分で考えるしかありませんでした。
だから自分で考え、色々試すことで徐々に結果につながったのです。
ただし、試してすぐに結果が出るものでもありません。
ですから「勉強のやり方がわからないから、やらない」というのは
実にもったいないことなのです!
やり方がわからないなら、私たちはどれだけでも伝えてあげられます。
保護者様との面談で、
「あの子は勉強のやり方がわからないんですよね。」
と言われることが多いです。
でも実は「このやり方で勉強さえやっていれば間違いない!」
なんて勉強法はありません。
生徒さんによって最適な勉強法は違いますし、
最適な勉強法は、自分で見つけていくしかありません。
だからこそ、その生徒さんに合った方法を一緒に見つけていきたいですし、
最初のきっかけを提供してあげたいと思っています!
どう勉強をしていいか分からなくて
R君は自分から話すタイプではありませんが
真面目で意志を感じるタイプ。
2年生になり1学期の成績が振るわなかったので
何とかしたいとは思っているが、どう勉強していいかわからなかったようです。
そこで、お母さんから背中を押され個別相談会に来てくれました。
相談会では、今の課題を解決するには
「復習」が最も大切であることを伝え、最後にこう切り出しました。
高橋:「一緒に復習をやっていこうね!」
R君:「はい!」
はにかむような笑顔で応えてくれたのが印象的でした。
2ヶ月後、1教科だけで54点アップ???
そして迎えた2学期の中間テスト
社会のテスト範囲は、R君の苦手な歴史だけでした。
でも社会のテスト結果は…
78点!!!
前回のテストは24点だったので、なんと54点アップです!
そして、5教科の合計は
110点アップ!!!!!
この結果を聞いて素直に嬉しく思うとともに
今後も頑張ってくれるんだろうな!と楽しみでもありました。
実際にどう勉強をすすめたか
今回R君が入塾してくれたのは夏休み前だったので、
夏期講習ではこれまでの復習を徹底的にやりました。
実は、夏期講習などの季節講習というのは
徹底的に復習を行えるので、その後成績がすごく伸びやすいです。
というのも、すでに理解は出来ていることも多く、
問題演習の繰り返しでじっくりと定着がはかれるからです。
R君も8月中で中1~中2の1学期までの復習を一通り終えました。
⇒英語&数学ともに12コマ(16時間)
2、3日毎に1日2コマ(英語1コマ&数学1コマ)を受講し、
毎回出る宿題も全問解いて来てくれました。
授業の前後に感想を聞いたり、問題を解く過程を見ていると
授業が進むごとに手応えを感じているように思いました。
毎回の授業や宿題をやり続けることは
簡単そうに思えますが、そうではありません。
高橋:「えらいね!」
と毎回声をかけていたこともあり
R君自身が
「あ、自分は出来ているんだ!」「ちゃんとやれているんだ!」
と感じてくれたと思います。
その上で、2学期の中間テストの前には理科と社会も取り組み、
最終確認・仕上げを行ってもらいました。
★学校のワークについて
学校のワークは3回繰り返して欲しいです!
→これだけで80点はクリアできます
テスト1週間前までに1周目を終わらせるのが理想で、
直前1週間で2周目・3周目をやりましょう!
テスト前に私が大切にしていること
テスト講習前に私がとても大切にしていることは目標点の設定です。
具体的にはテストの4~3週間前に行う20~30分程度の個人面談です。
例えば、R君と夏期講習後に行った個人面談では
高橋:
「何点取りたい?」
R君:
「社会は平均点を取りたいです。(前回24点だったので)」
高橋:
「じゃあ、60点ぐらいを目指してみる?」
R君:
「やってみます!」
この時、R君は「よしがんばるぞ!」という表情をしてくれていました。
彼の表情を見たとき、しっかりやってくれるだろうなと感じました。
このように個人面談をすることで、
生徒さんの多くはテストに対する意識が変わります。
目標点を生徒さん自身に決めてもらうことが大切なのです。
あとは結果を信じて待つのみ。
そしてむかえたテスト結果…
社会:24点 → 78点
理科:56点 → 82点
数学:46点 → 78点
と、全ての教科ではないですが、目を見張るような結果を出してくれて
私もすごく嬉しかったです。
R君も私が喜んでいることが嬉しかったみたいで、ニコッと笑ってくれました。
生徒さん一人ひとりと話す時間を大切にしたい
授業を終えての帰宅時、私は一人ひとり声をかけながら送り出します。
でもまれに電話がかかってきて対応ができない時もあります。
そんな時でも私が電話で話していると、終わるまで待っていてくれるR君。
話がしたいのかな、やりとりを求めてくれているんじゃないかなと感じます。
たとえ接する時間が短くてもこういう時間を大事にしたいなと思っています。
例えば、R君は「すごいね!」「頑張ったね!」「良かったね!」
と声をかけるとにっこり笑ってくれます。
とても喜んでくれていることが伝わってきます。
この瞬間を増やしていきたいですね!
勉強に向き合うことで
私自身、変わった取り組みはしていないと自分では感じています。
ただ、一番大切なことは
生徒さんが勉強としっかり向き合い、やり切ってもらうことです。
R君は2学期の中間テストが終わってからすごく変わりました。
自信を持って前向きに勉強を進めてくれるようになったのです。
勉強に真剣に向き合ったことで、彼自身が
大きなきっかけをつかんでくれたと思います。
みんなそれぞれ頑張っている!
生徒さんは成績が振るわなくても、みんな頑張っています。
勉強をしていて、みんながみんなR君のように
すぐに成績が上がるわけでもありません。
ただ、結果が出ていなくても生徒さんの頑張りを見つけ、接することで
生徒さんが自信を持ってくれたり、自信を深めてくれたら嬉しいですね。
私は、生徒さんとどうかかわるか・向き合うかをいつも考えています。
・もうちょっと自信を持って欲しいな~
・悶々としているなら、そこから抜けて欲しいな~
生徒さん自身、勉強に向き合い続けていると
次第にその課題を解決することができます。
そのためにも、私は常に「できたね!」や「すごいね!」と言って
生徒さんの向き合う姿勢そのものを承認し続けてあげたいな
そう思っています。
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